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記事カテゴリー:不動産のお話

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2021-08-07 15:40:13

こんにちは。売買部の八木です。

過去2回、ウッドショックについてレポート致しました。
最後に現在家づくりを考えている方はどうすべきか、についての考察をします。


まずは、検討している建築会社や不動産会社の担当者に見積価格がいつまで有効なのか、
今後の見通しはどうかといったことについて、しっかりとした説明を求めることが大切です、

この時には複数の考えを聞くことをお勧めします。
これはウッドショックに限った話ではありませんが、納得できるまでしっかりとした説明を受けて、
いま進めるのか様子を見るのかの判断をするのが良いと思います。

また、いまは様子を見るというスタンスを取るにしても、情報収集は怠らないことが大切です。
新聞等の報道に触れることはもちろんですが、担当者との関係を絶たずに定期的にお打ち合わせをする等、
生の情報に触れていただきたいと思います。

コロナ禍を乗り越えてみなさまが幸せな家づくりができるように願っております。

モデルハウス

以上3回にわたって「ウッドショック」について考察致しました。
簡単にまとめようと心掛けましたが、逆にご説明が不足したところもあると思います。
悪しからずご了承下さい。

まだ収束しないコロナ禍ではございますが、武田不動産ではお客様に最新かつ幅広い情報をご提供し、
みなさまの幸せな家づくりに役立てるように日々努力をして参ります。

不動産売買、宅地分譲、新築住宅の建築、とあらゆる分野に対応しておりますので、
これからもぜひ弊社をご活用下さい!

 

 


2021-08-02 15:43:05

こんにちは。売買の八木です。
いつもお読みいただきましてありがとうございます。

今回はいま住宅業界を騒がせている「ウッドショック」についての続きです。
 
3.今後はどうなる?
これが何よりも気になるところですよね。
実は予測はとても難しいのですが、「今年一杯は価格が上がり続ける」
という見方が多いようです。
来年コロナが収束すれば世界的な需要が落ち着き価格も多少下落するのでは、
という人もいます。(直近では先物価格が大幅に下落しました)

木1

 

4.国産材は流通しないの?
日本は山林も多く、輸入材の代わりに材木を供給できるように思われる方も多いと
思いますが、これはなかなか難しいようです。


国内で流通する木材は長い間に価格の安い輸入材の割合が増えて、
国産材は価格競争力の点で押されていました。
山から材木を伐採してくるにはトラックで運ぶための道を作らないといけませんが、
このような理由もあり今まで整備が進んでこなかったようです。

 

また、輸入材と競争するためには材木を乾燥させるための大掛かりな設備が
必要になりますが、この点についても今回のコロナが収束し国産材の需要が
減ってしまうと設備投資がムダになるため、メーカーも二の足を踏んでいるようです。
新聞記事等でもメーカーがまだ様子見をしているということが伝わってきています。
 

ではこれから家づくりをする方はどうすべきか?

次回に続きます。

 

 


2021-08-01 15:50:26

みなさんこんにちは。売買の八木です。


いま、住宅業界において一番大きな問題になっているのは「ウッドショック」です。

最近かなり話題になっているのでご存じの方も多いと思いますが、
現在住宅用木材の流通量が大幅に減り価格が高騰し、
かつての「オイルショック」ならぬ「ウッドショック」という呼び名がついてしまっています。
 

原材料の価格が上がるとお客様にご提供する商品の価格も上がってしまいます、
なんとか上昇幅を抑えたいと弊社も企業努力はしておりますが限界があります。
注文建築事業を行っている弊社としてもまったく他人事ではございません。

今回はこの問題について3回に分けて考察します。

親方

 
1.いつから価格が上がり始めたの?
去年からじわじわ上がっていましたが今年の3月ころから目に見えて上昇し、
今では去年の約2倍になっています。

2.原因は?
いくつかの原因が複合的に絡んでいるようですが、きっかけはコロナです。
世界的な巣ごもり需要、金融緩和を行ったアメリカにおいて超低金利を背景とした

住宅取得ブーム等により、木材に対する需要が世界的に高まり日本へ回ってくる量が減りました。
また、物流の活性化で貨物輸送用のコンテナが世界的に不足し、
その混乱で世界的に木材の供給が遅滞したことも挙げられています。
一説には3月のスエズ運河での貨物船座礁事故も混乱に拍車をかけたとも言われています。
 

次回は今後の見通し等についてです。

 

 


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