こんにちは。売買の八木です。
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
今回はいま住宅業界を騒がせている「ウッドショック」についての続きです。
3.今後はどうなる?
これが何よりも気になるところですよね。
実は予測はとても難しいのですが、「今年一杯は価格が上がり続ける」
という見方が多いようです。
来年コロナが収束すれば世界的な需要が落ち着き価格も多少下落するのでは、
という人もいます。(直近では先物価格が大幅に下落しました)
4.国産材は流通しないの?
日本は山林も多く、輸入材の代わりに材木を供給できるように思われる方も多いと
思いますが、これはなかなか難しいようです。
国内で流通する木材は長い間に価格の安い輸入材の割合が増えて、
国産材は価格競争力の点で押されていました。
山から材木を伐採してくるにはトラックで運ぶための道を作らないといけませんが、
このような理由もあり今まで整備が進んでこなかったようです。
また、輸入材と競争するためには材木を乾燥させるための大掛かりな設備が
必要になりますが、この点についても今回のコロナが収束し国産材の需要が
減ってしまうと設備投資がムダになるため、メーカーも二の足を踏んでいるようです。
新聞記事等でもメーカーがまだ様子見をしているということが伝わってきています。
ではこれから家づくりをする方はどうすべきか?
次回に続きます。