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2021-08-01 15:50:26

みなさんこんにちは。売買の八木です。


いま、住宅業界において一番大きな問題になっているのは「ウッドショック」です。

最近かなり話題になっているのでご存じの方も多いと思いますが、
現在住宅用木材の流通量が大幅に減り価格が高騰し、
かつての「オイルショック」ならぬ「ウッドショック」という呼び名がついてしまっています。
 

原材料の価格が上がるとお客様にご提供する商品の価格も上がってしまいます、
なんとか上昇幅を抑えたいと弊社も企業努力はしておりますが限界があります。
注文建築事業を行っている弊社としてもまったく他人事ではございません。

今回はこの問題について3回に分けて考察します。

親方

 
1.いつから価格が上がり始めたの?
去年からじわじわ上がっていましたが今年の3月ころから目に見えて上昇し、
今では去年の約2倍になっています。

2.原因は?
いくつかの原因が複合的に絡んでいるようですが、きっかけはコロナです。
世界的な巣ごもり需要、金融緩和を行ったアメリカにおいて超低金利を背景とした

住宅取得ブーム等により、木材に対する需要が世界的に高まり日本へ回ってくる量が減りました。
また、物流の活性化で貨物輸送用のコンテナが世界的に不足し、
その混乱で世界的に木材の供給が遅滞したことも挙げられています。
一説には3月のスエズ運河での貨物船座礁事故も混乱に拍車をかけたとも言われています。
 

次回は今後の見通し等についてです。

 

 


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